CBDクリーム(ローション)の効果と使い方 | アトピー・ニキビに効くか

CBDクリームは、麻由来の成分(カンナビノイド)の１つである「CBD(カンナビジオール)」が含まれた局所使用クリーム。筋肉痛を沈めたり、関節痛や肌トラブルにも効果がある、と話題です。

この記事では、CBDクリーム(またはCBDローション)の効果や使い方、注意点についてお伝えします。

CBDクリーム(ローション)とは？

CBDクリーム、(またはCBDローション)は、肌に塗り込むタイプのCBD製品製品です。CBDには抗炎症・抗ストレスなどの神経保護作用が認められていますが、CBDクリームでは、口などからCBDを体内に取り込むのとはまた違った効果を得ることが可能です。

CBDクリームは、一般的なスキンケアクリーム、またはバームのような見た目をしています。製品によってCBD含有量が異なり、使用量に目安も異なりますが。一定量のクリームを患部に塗り込んで使用します。

CBDクリーム(またはローション)の目的にはいくつかのタイプが存在します。

痛みのためのCBDクリームは、筋肉と関節における不快感の発生源である炎症を抑えるのに役立ちます。

リラクゼーションや肌トラブルのためのCBDローションは、CBDのリラックス効果や、肌の炎症を抑えることで肌表面の諸症状を改善するのに役立ちます。

CBDクリームを局所的に塗布することで、以下の医療効果を期待することができます。

CBDがにきびの発生を抑えるというのは聞き慣れないかもしれません。最近の研究によると、CBDがにきびの発生原因である皮脂の過剰生産を抑制する可能性が示唆されています。(出典)

筋肉痛の軽減については、かなりのユーザーが効果を実感しているようです。研究によると、CBDが内因性カンナビノイド受容体を活性化させることで、炎症を軽減し、神経伝達物質と相互作用することで慢性的な痛みの軽減に役立つ可能性を示しています。(出典)

CBD製品専門店の方の話では、CBDクリームは、スポーツをする方からの多くの支持を受けているとのことです。

アトピー(アトピー性皮膚炎)は皮膚の“バリア機能”（外界のさまざまな刺激、乾燥などから体の内部を保護する機能）が低下して起きる炎症の一種です。CBDの抗炎症作用によって、アトピーの改善にも効果が期待されています。

製品中に含まれるCBDの量が少なければ、全く効果を実感できない可能性もあります。CBDの効果の感じ方については個人差が大きく、一概に具体的な用量を示すことはできません。

しかしながら、現在販売されている多くのCBDクリームに含まれているCBDの量はごく微量です。過度に効果を期待しすぎるのは避けたほうが良いかもしれません。

価格	CBD量	内容量	その他
¥16,980	1,500mg	100ml	有機栽培ヘンプ使用

「エンドカ」は、日本で販売を展開しているCBDメーカーとしては有名な部類に入るメーカーです。CBDが1,500mg配合されており、比較的高濃度といえます。効果を実感してみたい方にとっては魅力的な選択肢であり、「CBD LOHAS」が購入を勧めることのできる商品の１つです。

価格	CBD量	内容量	その他
¥6,280	150mg	57ml	エッセンシャルオイル配合

CBDFXは、米国にてメージャーなCBDブランドの一つです。本体の容量57g中、CBDは150g配合されています。このCBD量で効果を実感できる方は限られるかもしれません。

価格が安価なので、気軽に試してみたい方は選んでみてもいいでしょう。

価格	CBD量	内容量	その他
¥12,700	100mg	40ml	日本製(?)

国内の通販サイトにてCBD製品を出品している「CBDダイレクト」が販売するCBDクリームです。含まれるCBD量は100mgです。

CBD含有量に対してかなり価格が高いので、CBDの効果というよりも化粧品として総合的な付加価値を売りにしているのかもしれません。

また、「メイドインジャパン」と記載されているものの、使用されている原料は海外産でしょう。CBDの効果をより実感するためには、他の商品を検討した方が良いかもしれません。

肌トラブルや筋肉痛・関節痛に効果が期待できるCBDクリーム。製品中に含まれるCBD量に注意して、効果を期待しすぎずに試してみるのが正解です。CBD・カンナビノイドをうまく活用して生活の質を向上していただければ幸いです。