Hemp Cafe Tokyo(ヘンプカフェ東京)は、恵比寿にあるヘンプ料理の専門店です。ヘンプとは「麻」のことで、ここでは主にヘンプシード(麻の実)を使用したヘルシーな料理がいただけます。
今回、平日の夜にHemp Cafe Tokyoへ初めて行ってきたので、店内の雰囲気とメニュー、価格帯と実際に頂いた素敵なヘンプ料理をご紹介していきます。
Hemp Cafe Tokyoの特徴

なんといっても「麻」を使用した料理の数々

Hemp Cafe Tokyoは、ヘンプ(麻)を使用したローフードが食べられる珍しいお店です。
「麻」といえば、国内では一般的に栽培や所持などが禁止されている植物です。しかし、この決まりには例外があります。それは、麻の種子と成熟した茎ならOK、というものです。
麻の種子は、「麻の実」として七味唐辛子など身近な食品にも使用されていたりします。
部位によって規制が異なるのは、麻の花冠(穂)や葉っぱに含まれるTHCという成分が関係しているのですが、この記事では割愛します。麻(大麻)についてもっと知りたい方は以下の記事にて。
Hemp Cafe Tokyoではこの「麻の種子」を使ったヘルシーで創造的な料理を食べることができるほか、麻を使用したビール、麻を使用したプロテインドリンクなどもいただけます!
恵比寿駅から徒歩数分のアクセス
Hemp Cafe Tokyoは、JR恵比寿駅西口を出て徒歩3分という非常にアクセスしやすい場所にあります。
ちなみに、営業時間は月~土曜日のディナー時間帯のみとなっていて、17:00-23:00(ラストオーダー22:00)となっています。※不定休ありとのこと。
では、実際にお店に行ってみましょう!
実際にお店に行ってきました
つい先日のことですが、平日の夜19時半頃に、実際にHemp Cafe Tokyoへお邪魔してきました。
振り返ってみると、とても雰囲気がよく、料理も大変美味しかったです!お店に到着するところから、順を追ってご紹介します。
恵比寿駅から徒歩数分、看板が見える
元々CBDや麻に興味があったので、ネットでヘンプ料理が食べられるお店を探していたところ、この「ヘンプカフェ」を見つけました。恵比寿駅から少し歩いて、路地を入っていくと…


「Hemp Cafe Tokyo」は、クリスティエビスという小さなビルの8Fにあります。 Googleマップを見ながら歩いていると、上の写真のような立て看板を見つけることができます。
その先の階段を上がるとエレベーターがあるので、8階に上がります。
店内はアメリカ西海岸風

店内には、アメリカ西海岸やハワイなどを感じさせるお洒落なインテリアや装飾が。お店のロゴが入ったTシャツなども展示してありました。
店内にはスクリーンがあり、映像が流れていました。そんなに大きなお店ではなく、席数は25席以くらいでしょうか?
お客さんが既に3組くらいいて、にぎやかにお話しています。お客さんは、外国人の方が多いイメージです。

麻を使用したビール「Cannabia」が美味しい

Hemp Cafe Tokyoでは、麻を使ったビール、「Cannabia(カンナビア)」を飲むことができます。
価格は¥880円。
Cannabia(カンナビア)
1996年、ビールの本場ドイツにて世界初ヘンプオーガニック(無農薬)を含んだビールとして飲み始められました。 南ドイツBAVARIANの太陽の下で育ったヘンプオーガニックを丁寧に手摘みし麦芽を混ぜ、大切につくられたヘンプビールです。
「麻のビール」と聞いて苦いのでは?と思いましたが、飲んでみると嫌な苦味は感じませんでした。爽やかなハーブの味わいがプラスされたビールで、非常に飲みやすいものでした。
イチオシメニューを二品オーダー。価格もお手頃

詳しいメニューや価格は後ほどご紹介するとして。今回注文したフードは二品です。
1品目:HEMP TACOS「米粉&HEMP生地」¥780円(1P)

生地に米粉と麻の実を使用した本格的なタコスです。米粉を使用した生地の食感が特徴的で、表面はサクサクで噛むともっちり、非常に楽しい食感です。上には麻の実も振りかけられています。
中身の具材やソースも本格的で、非常に美味でした。そして写真映えもしますね。
2品目:まるで鰻!?アボカド炙り丼 ¥980円

二品目は、アボカドを大胆に使用した丼です。ごはんの上にスライスしたアボカドをどどどん!と配置。
テーブルの上で店員さんがバーナーで炙ってくれます。

アボカドは、なめらかな口当たりです。コクのあるアボカドと、鰻の蒲焼きをイメージしたタレとの相性が抜群です。
意外な組み合わせで見た目にもとても美しいですが、味も美味しいなんて。

アボカドの上にはヘンプシードがかけられています。
肉や魚は全く使用しておらず、非常にヘルシー。しかしながら、食べごたえも十分で非常におすすめの一品です。
Hemp Cafe Tokyoを訪れる際はチェックしてみて下さい。
今回私は 、ヘンプビア1杯・料理2品とお通しのスープをいただきました。合計の料金は3千円未満に収まり、非常に満足です。
Hemp Cafe Tokyoのメニューと価格帯

ヘンプカフェTOKYOのメニューの一部を紹介します。
ヘンプ料理やローフードが充実していて、どれも比較的お手頃な価格で食べることができます。※ここに記載していないメニューもあるので、他のメニューは実際にお店で確認してください!
前菜 ALL380円(税抜き)
HEMPオニオンブレッド
オリジナルメニュー。オニオンとヘンプシードを用いた生地で作る、平らな形状のパンです。作るのに1日以上乾燥させているのだとか。
サルサ&チップス
メキシカンの定番のサルサソースとチップスです。おつまみとしてビールなどとご一緒にいいかも。
オリーブとヘンプのマリネ
オリーブの実をヘンプオイルでマリネ(油漬け)した料理です。必須脂肪酸なども豊富なのだとか。
フードメニュー(税抜き価格)
大豆チーズと豆腐のカプレーゼ ¥680
大豆から作ったチーズとトマト・バジル・オリーブオイルなどを使用したサラダ風の料理です。
メキシカンHEMPポテト ¥880
HEMPと大豆のナチョス ¥880
メキシカンチップスに大豆が入ったソースや野菜などを合わせたものです。
あん肝風!?海藻巻 ¥1180
あん肝のような味がする…?ヘルシーな野菜などを海藻で包んだ、見た目にも美しい創作料理です。
有機ほうれん草×HEMPオイルのサラダ ¥1280
米粉&HENP生地タコス(1P) ¥780
生地に米粉とヘンプを使用した、独特な食感の本格タコスです。
メキシカン HEMPブリトー ¥1480
ヘンプオイルとヘンプシードを使用したブリトー。
まるで鰻!?アボカド炙り丼 ¥980
アボカドをバーナーで炙って蒲焼風のタレでいただくどんぶり。
こだわりのヴィーガンカレー ¥1380
植物由来の材料で作るこだわりのカレー。
HEMPアイス(バニラ) ¥480
RAW HEMPチョコレートケーキ ¥880
ドリンクメニュー(税抜き価格)
生ビール(ハイネケン) ¥680
ヘンプビア(カンナビア) ¥680
麦芽と有機大麻を使用した新感覚のビール。
各種サワー(レモン/ウーロン/ハイボール等) ¥680
ハウス有機ワイン(赤・白) ¥680
スパークリングワインもあります。
酵素生ビール/酵素サワー/酵素サングリア 各¥880
88種の野菜や果実を発行させた酵素原液で割ったお酒。美肌効果があるのだとか。
HEMPプロテイン(バナナ/ほうれん草/豆乳) 各¥880
麻から抽出されたプロテインを使用したドリンク。このプロテインは店内で粉末を購入することもできるそう。
自家製ジンジャーハイボール ¥780
自家製のこだわりのドリンクなのだとか。アルコールとノンアルコールがあります。
無添加クラフト・コーラハイボール ¥780
無添加クラフト・ラムコーク ¥780
ソフトドリンク 各¥580
ウーロン茶や有機栽培のコーヒー、焙煎玄米茶など、ヘルシーなソフトドリンクも頼めます。
手軽にヘンプ料理が楽しめる雰囲気の良いお店

恵比寿にあるヘンプ料理の専門店、「Hemp Cafe Tokyo(ヘンプカフェ東京)」。
お店の雰囲気、メニューの独創性、料理の味と工夫、どれも素晴らしく素敵なお店でした。ランチ営業をしていたら、もっと気軽にヘンプ料理が味わえて良いのですが…。
ヘンプ料理を味わってみたい方や、恵比寿に訪れる際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Hemp Cafe Tokyo

〒150-0011 渋谷区東3-17-14
クリスティエビス8F(レインボー・ローフード内)
JR恵比寿駅西口徒歩3分・日比谷線恵比寿駅徒歩2分
TEL 03-6427-1984
営業時間 月~土曜日(不定休あり)
ディナー 17:00-23:00(ラストオーダー22:00)
公式サイト:HEMP CAFE TOKYO
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