近年数が増えているCBD製品。オイル、カプセル、リキッド(ベイプ)、グミ、ドリンク、塗るタイプ…リストは延々と続きます。

あなたが電子タバコに抵抗が無いのであればCBDリキッド(ベイプ)が最も有力な選択肢になるかもしれませんが、それ以外の多くの人は、どの方法でCBDを摂るかはそれほど明確ではありません。

数ある製品の中で最も一般的に普及している2つの製品はCBDオイルとCBDカプセルです。これらは、CBD製品として広範囲に普及し認知されているので、あなたがCBDを初めて使うのであれば2つのいずれかを選択するのが妥当です。

CBDオイルとCBDカプセルの違いを知りたいですか?この記事では、これらの製品のメリットとデメリットを比較し、どちらを選択するのが適しているのかを検討します。

選択する際にはここに注目

CBDオイルとCBDカプセルのどちらがあなたに適しているのかを検討する時、以下のことについてあまず確認する必要があるでしょう。

生体利用効率(バイオアベイラビリティ)

CBDオイルと CBDカプセルの両方で、CBDによる様々な健康上の恩恵を受けることができます。しかしながら、両者で同じ量のCBDを摂取したとき実際に体内に吸収されて使用されているCBDの量は異なります。

これを生体利用効率(バイオアベイラビリティ)といい、さまざまなCBD製品がさまざまな方法で体内で処理されます。

CBDカプセルに比べて、CBDオイルを舌下から吸収する方が、一般的に効果が出るタイミングが早く、効率が良いと言えます。ただし、CBDリキッドをベイプで吸引するのが最も早い摂取方法です。

それぞれのCBD製品による生体利用効率の詳細については以下の記事も合わせてご覧ください。

摂取の利便性

次に、利便性の問題があります。摂取の方法によって手軽に摂取できるものから数分間の時間を要するものまで様々です。

私達の中には、朝に毎日のサプリメントと一緒にCBDカプセルを摂ることができる人もいれば、CBDオイルを舌下から吸収することに対してさほど気にしない人もいます。

頻繁に移動する人にとっては、こぼす心配のない固形のカプセルタイプが適するかもしれません。また、1日に何度も摂取する必要のある人は職場などでも摂取する必要がでてくるでしょう。周りの人の目を気にするのであれば、カプセルまたはグミなどの選択肢も有力になってきます。

CBDグミの効果や価格、国内で買う方法については以下の記事も同時にご覧ください。

予算とCBDの含有量

最後に検討するべきポイントは、製品の価格とCBD含有量および効果です。CBD製品は価格の幅が大きく、予算と相談する必要があります。CBDカプセルとCBDオイルで、両方に含まれるCBD量が変わらない場合、一般的に価格の大きな差は出ないでしょう。

また、価格が安いものを選べば良いわけではありません。やけに安価な商品の場合、原料の麻に農薬などが使用されている場合や表示されているCBD量と実際に含まれる量が異る可能性もあります。

製品を選ぶ際には、CBD含有量と同時にメーカーやブランド、製品、販売者に対する信頼も合わせて検討するべきです。それが、CBDの効果をいち早く体験するための近道になるでしょう。

CBDオイルの場合

CBDオイルは、オイルと分離されたカンナビノイド抽出物(麻由来の特有な成分)で構成されています。通常は、MCTオイルやココナッツオイル等が使われ、その中に香料やエッセンシャルオイルが含まれる製品もあります。

CBDオイルの効果や秘められた可能性については以下の記事もご覧ください。

CBDオイルの使い方

CBDオイルの摂取は簡単です。ほとんどのボトルにはスポイトタイプのドロッパーが付属しているので、それを用いてオイルをすくい上げ、舌の下に数滴を垂らし、60秒から90秒の間保持します。

舌下には毛細血管が多く、粘膜を通してカンナビノイドとテルペンが血流に吸収されます。舌下投与の生体利用効率は約12〜35%程度と報告されており、ほかのいくつかの摂取方法よりも高い数値です。

CBDオイルの長所(メリット)

  • 選択肢の多さ:膨大な種類のCBDオイルから、あなたにあったCBD量・フレーバー・付加効果を選択できます。
  • 量の調節の自由度:スポイトを使用して、より正確に使用量を調整できます。
  • 生体利用効率:カプセルよりも生体利用効率が高いので、日常的な使用に最適です。
  • 簡単さ:舌下投与の方法は、はじめは馴染みがないかもしれませんが、簡単に理解でき、日常生活に組み込むことは用意です。

CBDオイルの短所(デメリット)

  • 風味の好み:一部のユーザーは、CBDオイルの風味を好まないかもしれません。フレーバーが追加されていないオイルは、非常に生で素朴です。これにより、毎日の服用が難しくなります。
  • 持ち運びが不便:液体のボトルを持ち歩くのは不便で危険があります。ボトルがバッグに漏れる可能性があるため、旅行したり、仕事に持って行ったりするのには向きません。
  • 周りの目:ボトルを取り出してオイルを舌の下に落とす行為は、かなり目立って見えます。他人に気づかれないようにしたい場合は向きません。

CBDカプセルの場合

CBDカプセルは、CBDオイルと同様の方法で作られます。麻(ヘンプ)から成分を抽出し、カプセルに封入されます。一般的なカプセルタイプの薬やサプリメントと同様の普及した形式です。

CBDカプセルの使い方

CBDカプセルの服用の方法は、口にCBDカプセルを入れてコップ一杯の水で飲み込みます。あなたが普段飲みなれている多くのビタミン剤やサプリメントと同様です。

CBDカプセルの長所(メリット)

  • 摂取が簡単:信じられないほど簡単にCBDを摂取できます。すでにビタミンやサプリメントを摂取している場合、そこにCBDカプセルを追加するのは簡単です。
  • 持ち運びに便利:カプセルはバッグに漏れることがなく、持ち運びが非常に簡単なので、外出時の服用に理想的です。
  • 目立たない:目立たないので、職場や公共の場で使用しても全く気付かないでしょう。CBDオイルよりもはるかに人も目を気にする必要がありません。
  • 無味のフレーバー:一部の人々はCBDオイルの味を好みませんが、カプセルは無味の選択肢を提供します。

CBDカプセルの短所(デメリット)

  • 入手性と選択肢:カプセルはまだCBDオイルほど広く入手できないため、必要な製品を細かく選択することができません。
  • カプセルの場合、生体利用効率(バイオアベイラビリティ)は約6%~15%と報告されており、オイルよりも低く、それほど強力ではありません。

あなたのライフスタイルに合わせた製品を

CBDオイルとCBDカプセルは、含まれるCBDの量が同じであれば、さほど変わらない価格で入手できます。しかし、オイルの方が生体利用効率が高い分、単純な効果に対するコストパフォーマンスはオイルに軍配が上がります。また、あなたが効果の即効性を求めているてCBDの生の味を気にしない場合もCBDオイルがより適しています。

無味で摂取しやすく、持ち運びや摂取の簡単さを求めるのであれば、カプセルが適しています。また、家庭ではオイル、外出時はカプセルなどの併用を考えるのも賢いオプションでしょう。

あなたのライフスタイルに合わせた利用をすることがおすすめです。CBD製品はオイルとカプセルだけではありません。よければ他のCBD製品についても調べてみてください。